血液の循環、ホルモンに関わる「血」の機能が弱くなっている状態を「血虚」と言います。
自律神経がうまく機能しない、ホルモン分泌が不調であることなどによって、血が足りない状態になり血の巡りも悪くなります
血虚=血が足りないということですが、西洋医学でいう貧血とは必ずしも一致しません。単に血の量、成分が足りていないと言うだけではなく、
身体に栄養をいきわたらせて、不要なものを外に出す血の力も足りない状態なのです。血行も悪くなり、身体のすみずみまで血が行き渡らなくなります。
そのため、貧血気味や栄養不足などになり、顔色が青白く、皮膚の乾燥かさつき、爪の変形、月経不順、かかとの荒れ、めまい、立ちくらみ、目のかすみ、毛髪のトラブルなども現れやすくなります。顔色が優れず、疲れやすいほか、血行にも支障を来たして冷えの症状も現れます。
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