最近インフルエンザに感染され受診される方が増えてきています。
菅原病院では早期発見・早期診断の為に
昨年よりインフルエンザ迅速測定器を導入しています。
インフルエンザの早期発見
陽性は最短3.5分から
感染初期の少ないウイルスでも検査完了まで15分
ウイルスや細菌検出の高感度化を実現した、
新発想の感染症のプラットフォーム機器です。
【感染】
ウイルスの感染経路は2つ。メインは飛沫(ひまつ)感染!
①飛沫感染
感染者の「くしゃみや咳」と一緒に飛び出した
インフルエンザウイルスを吸い込むことにより感染します。
②接触感染
感染者が手を触れたドアノブ、スイッチなどに触れることにより
ウイルスが手に付着し、さらにその手で目や鼻、
口などに触れることで、その部位の粘膜から体内に入り感染します。
【潜伏期】
ウイルスは1日(24時間)で爆発的に増殖。
約1~3日の潜伏期の後に突然様々な症状を引きおこす!
インフルエンザウイルスは、鼻やのどの粘膜に付着(感染)した後、
上気道と肺で増殖します。
1個のウイルスは8時間後に100個、16時間後に1万個、
24時間後に100万個と爆発的に増殖するといわれています。
潜伏期間は約1~3日で、突然、38℃以上の高熱や全身倦怠感、
頭痛などのインフルエンザに特徴的な全身症状が出現します。
【発症】
全身症状に引き続いて
咳やのどの痛みといった呼吸器症状が出現!
38℃以上の高熱や全身倦怠感、頭痛などの全身症状に続いて
咳やのどの痛みといった呼吸器症状が出現します。
通常、症状は約1週間で軽快しますが、気管支炎、肺炎、脳炎、
中耳炎などを合併する場合もあるため注意が必要です。
【軽快】
ただし重症化しやすいハイリスクの方は特に注意が必要!
- お年寄り
- 子供
- 妊婦
- 糖尿病や喘息、心臓や肺などに持病のある方
乳幼児では中耳炎や熱性けいれん、小児はインフルエンザ脳炎、
高齢者では細菌の二次感染による肺炎、気管支炎、慢性気管支炎などの
合併症がおこりやすく、最悪の場合死に至ることもあるため、要注意です。
※FUJIFILMインフルラボ参照
発熱・頭痛・関節痛など症状がありましたら
早期発見をしてお薬を飲み
脱水などにも注意して安静にお過ごしください。
予防にはワクチン接種が効果的です。
【お問い合わせ】
菅原病院
0944-55-1212