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菅原病院栄養課では、11月の行事食として秋の味覚を詰め込んだ天丼と栗蒸し羊羹を提供しました。舞茸とさつまいもを使った香ばしい天ぷらが好評でした。

こんにちは、栄養課です。
日が暮れるのが一段と早くなり、夜の時間が長く感じられる季節となりました。秋も深まりつつある中、2025年11月19日に提供した11月の行事食をご紹介します。

今月のテーマは「秋の味覚を楽しむ」。季節の食材をふんだんに使った天丼をご用意しました。舞茸の香りとさつまいものほのかな甘みを活かし、サクッと香ばしく揚げた天ぷらを、手作りの特製甘辛ダレで仕上げています。ご飯との相性も抜群で、食欲をそそる一品となりました。

また、デザートには栗蒸し羊羹を添え、やさしい甘みで秋らしさを演出しました。患者様の中には、「栗を食べると運動会を思い出す」と懐かしそうに話される方もおり、食事を通して昔の思い出を語られる姿がとても印象的でした。食事が、季節を感じたり記憶を呼び起こしたりするきっかけになることを、改めて実感しました。

これからも栄養課では、旬の食材を取り入れ、季節感を楽しめる行事食の提供に努めてまいります。おいしく、そして心があたたまる食事の時間をお届けできるよう、日々工夫を重ねていきます。

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