ひと、まち、あしたの創造

【児童発達支援:保護者会】
コロナ感染症感染拡大により集いの場が制限される中、ようやく2年越しの保護会を開催することができました。
「テーマ」はどうしようか。今必要な保護者支援とは・・・と幾度と協議を重ね、保護者の困りごとに寄り添える保護者会になればと、ライフステージに応じた「テーマ」を設定させていたきました。

①年長児対象保護者会

日時:令和4年11月3日(祝:木)14時~16時

場所:てとてのたまご棟3階研修室

テーマ:「就学」

年長児保護者にとって小学校1年生への就学は、多くの親御さんが直面し悩まされる一つの壁のようなものを感じます。限られた選択肢の中で、どれが子どもにとって最善なのか等思い悩む日々ではないでしょうか。
そこで、今回は、年長児の保護者さんと、すでに経験のある先輩保護者さんにお越しいただき、就学までの流れや困ったこと、乗り越えたこと、よかったこと等の情報を交換できる場を皆さんで共有しました。
互いに悩みを分かち合うことで、様々な情報を得ることができたり、同じ思いの親同士だからこそ分かり合える経験が初めてできたという感想も聞かれ、先輩保護者さんから大きな勇気をもらえた保護者会となりました。

②年少小~年中児対象保護者会

日時 令和4年11月23日(祝:水)14時~16時

場所:てとてのたまご棟3階研修室

テーマ:「療育内容と療育道具の紹介」

日頃のお子様の様子や療育内容等は連絡帳を通じて情報共有に努めておりますが、連絡帳では伝えきれないことを中心に、どのような目的で療育を行っているか、自宅で取り組めることなどを担当セラピスト(作業療法士)が理論と実践と交えて説明させていただきました。その後は、各グループに分かれ、「保育園や幼稚園選びはどうしたらよいか?」「癇癪があるときはどうしてますか?」「自分の時間が作れたらいいな」など日頃の思いを交わせる時間を過ごしました。

 

~保護者会を終えて~

以前は、「集まって話をする」という当たり前の行動が、このコロナ禍で叶わなくなった今だからこそ、実際に集い、声を発したり、話し合える場の重要性を感じた保護者会でした。「自分だけが悩んでいるのではなかった」「気持ちが軽くなった」などの保護者さんの思いを受け止めることができ、今後もこのような会が開催できるように事業所で取り組んでいきたいと考えております。
ご参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。